“ビーチバレーの妖精”といわれる浅尾美和(22)がさらに脚光を浴びている。アサヒビールが3月末から発売する「クリア アサヒ」のキャンペーンCMに抜擢された。バスローブやパジャマなどの衣装を身に着けた浅尾が、Web限定ムービーでサンプリング缶のプレゼントを告知するという。 (ゲンダイネット)
これで、浅尾のCMは「サッポロ一番 カップスター」「パナソニック ジョーバ」など4本になった。
「ギャラも高騰しています。以前は1本1000万円でしたが、このところは1本2000万円を超えている。乗馬マシンの健康的でセクシーなCMが話題になったことや、これから夏にかけて北京五輪関連で注目されるのは確実ですからね。今後はスポーツメーカーのCMが増えるというウワサもある」(広告関係者)
●フィーバー再び?
CMだけではない。
昨年末には「撮影会つき海外応援ツアー」を初めて実施。公式大会では個人のビデオや写真撮影が禁止されているだけにファンが殺到した。
「応援ツアーは今後も実施される予定だというし、新たなDVDや写真集の企画も持ち上がっている。北京五輪が盛り上がってくれば、テレビから引っ張りダコになるのも間違いない。もし、北京五輪に出場できれば、CMやテレビ出演のギャラはさらにアップするでしょう」(マスコミ関係者)
これまで以上の“浅尾フィーバー”が巻き起こる可能性があるのだ。
●実力不足
もっとも、浅尾の北京五輪出場はかなり厳しいとみられている。
ビーチバレーの五輪出場枠は世界ランク上位24位までで、各国最大2チームと決まっている。現在、浅尾ペアのランクは55位。今年3月から7月20日まで行われる「ワールドツアー」で好成績を残してランクを上げていくしかないのだが……。
「浅尾ペアの実力は国内ですら2番手グループです。上位ペアとはスピード、パワー、技術など、すべての面で差が歴然としています。浅尾が“実力以上に注目されて困惑している”と漏らしているのも無理ありません。そもそも浅尾が芸能活動をしているのはビーチバレーの普及と海外遠征の費用を稼ぐためだといいます。それなのに、タレントとしてだけ騒がれ、実力があと一歩というのでは本末転倒。最近は競技以外で水着になるのを嫌がっているという話もあります」(スポーツ紙記者)
浅尾はそんな中で五輪を目指しているわけだ。